Bambini Designは、こどものためのデザイン事務所として、
2003年にスタートしました。

きっかけは、自分自身の出産。
こどもと過す時間は本当に楽しく新鮮で、
この上ない 幸せを感じていたのですが、
東京のマンションで夫が深夜に戻るまで2人きり。
オムツも売っていないような、こどもの姿が少ない街だったので、
淋しい面もありました。

こどもが夜、ぐっすりと眠ってくれるようになった頃、
独身時代に携わっていたグラフィック・デザインという仕事で、
もう一度社会に関れないだろうか。
母親になった自分だからこそ気付いたことを踏まえて、
誰かのお役に立つ事は出来ないだろうか・と
考え始めました。

そこから出た答えが「出産報告ハガキ」の制作をするウェブショップ
「Bambini Cafe」でした。
こども連れの外出の大変さを身にしみて感じていたので、
自宅にいながら、注文書に指示された事を書き込むだけで、
簡単に出来上がるハガキのホームページを、
こどもが寝ている時間を利用して作り上げました 。

そして、子供の成長や、
ウェブショップを通してお客様から頂く嬉しいご感想などを通し、
自分にとっての「子育て」の方向性を考えるようになり、
その答えを求めて夫は転職し、
自然の多い「茨城県つくば市」に移住。

そして、パパもママもこどもたちも、
年令を問わずノビノビ過ごせるお店があったら・・・
と考え始め、絵本のお店「Bambini Books」を始めました。

傍らで、友人たちと趣味で始めたミニコミ「あまがさ」を
各マスコミで取り上げて頂いた事をきっかけに、
自然の素材だけで作ったジャム「hitosaji」の
プロデュースの依頼が舞い込み、自らが販売者となり、
皆様の食卓に本物の味をお届けする
お手伝いをさせて頂くこととなりました。

これが、
私たちの小さな1歩・1歩です。

あちこちのいろいろなものを手掛けているように見えますが、
私たちの思いはただ一つです。

こどもたちをはじめ、
こどもを大切に思うパパやママのため、
こどもたちが育つ“豊かな土壌”の潤いのために、
私たちが埋められる穴を見つけたら、
どんな小さな穴でも埋めて行こう。

現実的に、こどもたちの環境はこれから良い方向だけに
進むものではないと感じています。
だからこそ、こどもたちの夢や個性をクローズさせてしまう
社会にならないで欲しい・という願いがあります。

将来的には、絵本のリ・ユース、
暮らしの中のリ・デザインなどを通して
環境問題にも深く関わって行けたら・・・
と思っています。

今まで温めて来た大切なものたちを育てて行きながら、
楽しい育児・楽しい毎日に、
私たちだからこそお役に立てることを、
前向きに探し続けて行きます。

 

2006.10.11
Bambini Design 代表/植木ゆきえ